ちらし寿司の具材の意味

ひな祭りというめでたい席で供されるちらし寿司。その使用される具材には、実はめでたい意味合いが込められています。

海老

海老には、その丸まった形から腰が曲がるまで生きる、つまり「長寿」の意味が込められています。また紅白幕などと同じで、海老の色自体がめでたい色でもあります。

蓮根

蓮根に空いた穴から「見通しが良い」。つまり未来が見えるという意味です。蓮根はおせち料理にも使われ、めでたい席の料理には欠かせない具材です。

豆は「健康でまめに働く」という少しこじつけのようでもありますが、つまり仕事が上手く行くように、という願いが込められています。

このようにちらし寿司の具材には、めでたい席に相応しい意味合いが込められているのです。ひな祭りに限らず、めでたい事があったら是非ちらし寿司を食べましょう!